ソフトウエアアーキテクチャを最新に保つのはとても難しい。アーキテクチャの情報は普通、厚い本かウェブサイトで得られる。しかし、YouTubeやVimeoのようなウェブサイトで勉強するのも面白い方法だ。
YouTubeやVimeoにはたくさんの動画があるが、それゆえ良いものを見つけるのは難しい。加えて、すべてがプロが作った者ではない。しかし、InfoQ.comは見る価値のある動画を発見した。我々は動画をレビューしその中から面白いものを見つけ出した。もちろん、選ばれた動画には私たちの趣向が反映されているが。
特に下記の動画は役に立つ。
- カーネギーメロン大学のソフトウエアエンジニアリング研究所はSOAのようなソフトウエアアーキテクチャについてのウェビナーを多数提供している。視聴者はYouTubeの視SEICMUチャンネルを購読できる。
- すでに公開から2年経っているが、とても面白く興味深い動画として“ソフトウエアアーキテクトの役割(パート1)”がある。これはSimon Brown氏がソフトウエアアーキテクトの役割について氏自身の考えを説明している。
- ソフトウエアアーキテクチャとモデリングの基本を勉強したい場合は、“ソフトウエアモデリングとアーキテクチャ”と題されたシリーズを見るといいだろう。この動画ではなぜモデリングをするのか、どのようにモデリングをするのかを説明している。
- Salesforce.comのチーフソフトウエアアーキテクトであるCraig Weissman氏は動画でSalesforce.comのクラウドベースのアーキテクチャはどのような構造をしているかについて、同社のバックグラウンドシステムの技術的側面について語っている。
- このGoogle Tech Talksの“織物エンジン:ウェブでのマルチスレッディング”はOpenCLを使ったマルチスレッドのウェブベースのプログラムの実装方法について説明している。技術的な背景については、Vimeo videoでも公開されている。加えて、GoogleTechTalksチャンネルでは関連するアーキテクチャについての動画が見られる。
- Scrumの先駆者であるJeff McKenna氏はvimeo.com which addresses “意識的なソフトウエア開発アーキテクチャ”についての面白い動画を公開している。氏は以前、テスト自動化やバグの根絶、設計についての動画を提供していた。
- Grady Boochはソフトウエアアーキテクチャやソフトウエアエンジニアリングの世界の名士の一人だ。氏はIBMのフェローとして“なぜエンジニアリングなのか”と題した動画やその他の動画を提供した。現在もこのような動画の公開を続けている。
- Fairbanks氏の51分の動画は“ソフトウエアアーキテクチャとリスク中心のモデル”についてのものだ。この動画はDenver IASAとDenver Agileの合同セッションで撮影された。
- ASAPのソフトウエアアーキテクチャと同社の製品の構成について知りたければ、magnatrainingによる“WSAPとは何か”を見るといいだろう。
- ボンベイIITのN.L. Sarda教授による一連の講義を見ればソフトウエアエンジニアリングについての深い議論が見られる。
ここで挙げたのは間違いなく氷山の一角だ。もしおすすめの動画があれば、気軽にコメントをしていただきたい。また、ここInfoQでもたくさんの面白い動画が見られることもお忘れなく。