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Enterprise Libraryは、Windows Azureアプリケーションの自動スケールを手に入れた

原文(投稿日:2011/09/01)へのリンク

Windows Azure Integration Pack for Enterprise Libraryは、多くのAzureだけのシナリオをサポートする。 このうちのひとつが、CPU利用率、メッセージキューバックログ、日付と時間の指定、ビジネス指標(未処理オーダー数など)のような様々なパラメータによる、Web RoleとWorker Roleの両方の自動スケールである

Autoscaling Application Blockという新しいブロックがEnterprise Libraryに追加される。 Grigori Melnik氏によるとこのブロックの主要なペルソナは、アプリケーションオペレーターであり、開発者ではない。アプリケーションオペレーターは次のステップで、自動スケールルールを指定することができる。

  1. ニーズと制約を決定する(時間ベース/急増/予算、SLA制約)
  2. ニーズに合うように1からルールを指定する。タイムテーブル/KPIベース
  3. Autoscaling application blockはルールを評価して、アクションを取り、ログを残す
  4. 結果を収集、分析して、必要に応じてルールを変更する

制約ルールはたいていタイムテーブルベースになる。カレンダーの日付・時間の幅で、インスタンス制限の最小と最大数をセットすることができる。リアクティブルールは、パフォーマンス指標とビジネス指標の指標やKPIに反応する。ルールは競合を簡単に解決するために、ランキングされる。以下のアクションは、ルールでサポートされる。

  • インスタンスのスケール
  • 調整(制限する/たとえば、負荷が増えたときに高負荷な操作を無効にする)
  • 通知
  • カスタムアクション(フックを通じて)

このブロックは、クライアントでホストされる。Windows Azure Worker Role、オンプレミスWndowsサービス、またはスタンドアロンのオンプレミスアプリケーション。この機能は今年の秋にリリースが予定されているが、チームはフィードバックを受けるために、コードをCodeplexプロジェクトで提供することを約束している。チームはまた、 フィードバックサイトで、ユーザーが次のリリースで提供するべき機能を投票できるようにしている。

Microsoft Enterprise Libraryは、一般的なエンタープライズ開発をしているソフトウェア開発者をアシストするために設計された、再利用可能なソフトウェアコンポーネント(アプリケーションブロック)を集めている。開発者は、これをこのまま、もしくは必要に応じて変更や拡張を加えて、複雑なエンタープライズアプリケーションを構築することができる。msdn webサイトでさらに詳細を学ぶことができる

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