IBMは、AIXプラットフォームとLinuxプラットフォームの両方に対するIBM SDK Java Technology Edition Version 7が利用できることをアナウンスした。SDKは、download from developerWorksからダウンロードでき、OpenJDKと同じレベルのコンパイラとランタイムを提供する。
IBM JDK 6とは違い、デフォルトのガベージコレクションポリシーは、世代による並列ガベージコレクションである。これは、オブジェクトのヒープと、短命と長命のオブジェクトを処理するための世代(nursery, heap, permgen)をスキャンするために複数のガベージコレクションを利用できる。 AIXプラットフォームでは、共有のクラスキャッシュがデフォルトで有効になっており、(java.*
に含まれるような)一般的に使われるクラスと同じクラス定義を共有するために、複数のJVMをメモリ上で実行できる
IBMのSDKにはまた、リアルタイムのインクリメンタルGCポリシーであるmetronomeも含まれている。これは、評価目的のためだけに含められているが、IBMのメモによると、WebSphere RealTime製品を通じてサポートされるとある。
WindowsではSDKがサポートされていないため、注意が必要である。。しかし、32ビットのWindows実行環境が個別にダウンロードできるが、BIOSチェックによってIBMシステムであることを検証する。64ビットのWindowsプラットフォームには提供されない。
SDKのコンテンツに関するさらなる情報は、IBM Java 7テクニカルリードのTrent Gray-Donald氏のビデオインタビューとともに、IBM developerWorks Webサイトで提供されている。