Amazonは、Microsoftとの2種類のライセンス契約をアナウンスした。ひとつめは、BizSparkメンバーに対して、EC2上で実行されているMicrosoft製品の費用を免除するというものである。2つめは、すべての開発者がEC2上でSQL Server 2012のプレビュー版を実行できるというものだ。特筆すべきは、両方が通常のEC2サービスレートのまま適用できることである。
Microsoft BizSparkは、スタートアップ企業に対して、Windows Server、SQL Server、それらの開発ツールへの無料アクセスを提供するプログラムである。このプログラムは、年商100万ドル以下で3年以下のソフトウェア開発企業に提供されている。 Amazonとの同意で、BizSparkユーザーはEC2に彼らのライセンスをアップロードでき、Linux/Unixユーザーに適用される利用率のみを支払う。同意がない場合、ライセンス料が組み込まれた高いレートが適用されてしまう。
他にもAmazonはSQL Server 2012 CTP 3のプログラムをアナウンスした。これはプレビューリリースのため、ライセンス料は適用されず、このオファーは主にAmazonとMicrosoftがEC2上でSQL Serverを提供する継続的なパートナーシップを表すものである。SQL Serverの製品インスタンスの価格は現在、オンデマンドインスタンスで1時間あたり1.08 to 3.85 USDのレンジである。その他のEC2と同様に、予約されたインスタンスをセットアップする代わりに低額の時間手数料を取っている。