WSO2は同社の最新のオープンソースプラットフォームを本日公開した。WSO2 Carbonはエンタープライズミドルウエアプラットフォームであり、WSO2 Stratosはクラウドミドルウエアプラットフォームだ。両方ともOSGiの仕様に準拠している。新しい特徴は、
- 新しいゴーストデプロイヤー。この機能は配置物やサービスが多い場合にシステムでのリソース使用を最適化するために設計された。ゴーストデプロイヤーはゴーストサービスを作成するがすぐには配置しない。起動をすると配置される。
- 新しいカラムストアサービス(CSS)。Apache CassandraをベースにしたCSSは多量のデータを扱うデータストアとして利用できる。データストアは異なるユーザで共有ができるキースペースを使っている。WSO2のCSSは外部のキースペースを管理するのにも使える。Cassandraの管理ユーザインターフェイスとしても使える。
- 新しいApache Subversion (SVN)ベースの配置。この配置方法を使うとSVNで配置物を管理できる。ホットデプロイをサポートし、たくさんの配置物を扱える拡張性を備えている。SVNの配置はWSO2のミドルウエアやクラウドプラットフォームの既存のレジストリベースの配置オプションを補完する。
- ロードバランサの強化。"サービスが感知する"動的なロードバランサによって、単一のロードバランサがが複数のサービスグループのインスタンスの付加を分散するようになった。また、異なるサービスクラスタ間のリクエストをルーティングする機能も持つ。異なるロードバランサの構成をする必要はなくなった。また、フェールオーバのシナリオも強化された。
これらの新しい機能はStratosLiveでも利用できる。