これまで、いくつかの記事で、Visual Studio 11の新しい機能を紹介してきた。新しくサポートされるプログラミング言語やIDEについてだ。この記事では、Visual Studioをと使うすべての開発者に影響する重要な点を紹介したい。それは性能だ。
新しい機能ほどではないが、Visual Studioの性能はこの製品の多くの バージョンを通じて度々開発者の関心の的になってきた。現在のVisual Studio 2010と最近リリースされたVisual Studio 11 開発者プレビューでも性能は関心の対象だ。今年初頭、MicrosoftはVisual Studioの拡張であるPerfWatsonをリリースした。これは、Studio 2010 SP1の実際の性能情報を集め、Visual Studio 11をリリースする前にこれらの性能問題を改善するために利用される。
PerfWatsonはVisual Studio 11にも統合され、Microsoftの開発チームがこの製品を開発する過程で生まれる問題の修正を支援する。MicrosoftのエンジニアリングディレクターのLarry Sullivan氏はVisual Studio UserVoiceのフィードバックの性能カテゴリを更新した。氏によれば、“4700のポストと投票”があった。また、引き続きコメントとPerfWatsonのデータを開発者に求めている。
氏が情報を更新したことでユーザからのコメントが活発に集まった。多くの開発者が経験している不満を表明したコメントは下記の通りだ。
Darrell曰く、
“次のバージョンへのフィードバックを得られたのは結構なことですが、今のバージョンはどうなるんですか。VS2010のSPで問題が解決したりはしないのですか。Visual StudioのおかげでWindows開発から遠ざかっています。OOMの問題で1日に2、3回はクラッシュします(十分なメモリの64bitマシンで動かしています)。もう、私の生活が不快になるくらい性能問題に悩まされています。これが続くなら、次は.NET開発の契約をしません。少なくともWindowsの開発をやめます。”
Santosh Kumar Arisetty曰く、
“2日に1回はVisual studio 2010を再起動します。すぐにこの問題が解決してより強力なIDEになることを望みます。VS2011よりもVS2010のSPで問題が解決すればとてもありがたいです。”
PleaseFixYourBugs曰く、
“性能改善が終わったって??! ほんとに確かめたのか??? ちょっと、まだ僕の環境では問題が起きるよ。VS2011の開発者プレビューでたくさん遊んだけど、VS2010と同じくらい遅い。それなのにもう終わったなんて。恥知らずだなあ。”
VS Perf曰く、
“VSの性能を改善する一番良い方法はMicrosoftがすべてのプロジェクトでVSを使うことだと思います。私が思うにMicrosoftの多くの開発者はVSを使っていないと思います。特に大きなプロジェクトでは使っていないんじゃないかと思います。どうでしょうか。私が間違っていますか。”
これらのコメントに対してSullivanが返信をした。
“もっと正確に言うべきでした。最終リリース向けではなく、Betaリリース向けの性能改善は収束しつつあるということです。皆さんがBetaを使って性能が改善していることを実感するのを楽しみにしています。開発者プレビューはWin8のサポートとTeam Foundation ServiceとALMの特徴と使ったクラウド開発いショーケースに過ぎません。これまでは製品を精査しどこで時間がかかっているのかをより正確に把握する作業をしてきました。この成果は開発者プレビューでは見せられませんでしたが、Visual Studioのほとんどの性能問題を深く理解することが出来ました。Betaやその先のバージョンでは成果を見せられると思います。”
“VS Perf”の質問に対しては、
“VSを社内で使っているかどうかですが、知っておいていただきたいのは私たちは社内でVisual StudioとTFSを使っているということです。私たちは製品を作るのに私たちの製品を使っています。理由はご指摘の通りで、こうすることで開発者が自分たちの製品がどのようなものか理解できるのです。Visual Studioの開発チームの中には最新のビルドを使っている開発者は数百人います。また、多くのパートナーチームが現在の製品を使って仕事をしています。開発部門ではソースコード管理やバグ管理、タスク管理にTFSを使っています。”
InfoQは引き続き、Visual Studio 11の開発を取材し、実際のリリースでは性能がどうなるのか明らかにしたい。