新年の抱負が必要?ならば、新たな仕事を探すのはどうだろうか。 CIO magazineやComputerworldによれば、ITの雇用市場は2011年に大きく好転した。いくつかの見積もりでは、アメリカでのITの職は、この1年で12%増加し、2012年にはより一層増加すると期待されている。
Dice.comの調査では、採用担当マネージャの65%が、2012年にITプロフェッショナルを増やそうと考えていることが明らかになった。現在、IT分野の失業率は2.7%である。これは、アメリカの失業率8.6%(ロイターによる)よりも大幅に低く、“完全雇用”としてアメリカ労働省が引き合いに出す3-4%よりも低い値である。さらに、Dice.comの調査では、雇用担当マネージャは出来る限りレイオフしたくないと感じていたことも指摘された。
来年のITの成長を考えた時、自分のキャリアにとって意味があるのは何だろうか、という疑問が自然とわいてくる。これはスキルセットを中心としていつも繰り返されている疑問であり、2012年に最も必要とされるであろうスキルは:
1. Java/J2EE
2. セキュリティ
3. ソフトウェア開発者
4. SAP
5. データベースアドミニストレータ
6. .NET
7. Oracle
8. SharePoint
9. C#
10. 連邦政府の安全検査
これらのスキルセットには、他のスキルセットに比べると、平均して年間$10,000.00かそれ以上が支払われている。さらに、Marketwatchでは、ここ最近の技術者の雇用のトレンドを刺激しているであろう、「非技術系の企業や組織を率いる、真のビジネスパートナー、戦略的パートナーとしてのITの出現」という傾向が示唆されている。Markewatchによれば:
要約すると、労働者一人当たりの給与コストは、エンジニアと技術の経験を持った営業スタッフの両方で高くなっています。ITは企業の戦略的計画にとってますます重要になっており、彼らのスキルが強く望まれているため、雇用機会が豊富です。
IT市場の継続的な強さを考えると、そろそろ転職しようかどうか迷うのは当然だろう。しかし、収入はキャリア変更の一つの要因にすぎない。人的資源の専門家によると、それは大抵転職理由の中で最下位であるという。Right Managementの調査によると、より一般的な転職理由は:
1. 人員削減やリストラ (54%)
2. 新たな挑戦や機会を探すため (30%)
3. 無能なリーダーが原因 (25%)
4. マネージャとの人間関係 (22%)
5. 仕事と生活のバランスを改善するため (21%)
6. 貢献が評価されなかったため (21%)
7. よりよい給与や福利厚生のため (18%)
8. 個人と組織の価値観を一致させるため (17%)
9. 個人の強みや能力がフィットしなかったため (16%)
10. 会社が財政的に不安定だったため (13%)
11. 会社の移転や職の異動 (12%)
皆さんはどのように考えているだろうか?2012年には、今よりも良い環境を探し求めているだろうか?もしそうであれば、あなたが会社を辞める理由はなんだろうか?そうでないなら... どんな理由で今の環境に留まるのだろうか?