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Nexus 2.0がリリース

原文(投稿日:2012/02/15)へのリンク

今日、SonatypeNexus 2.0をリリースした。これはMaven Centralの背後で動く同名のリポジトリソフトウェアとエンジンへの重要なアップグレードである。

2.0で新しいのは、.NETパッケージを保存する機能で、違う言語からのビルドが同じリポジトリストア、リポジトリのアセットの状態をリアルタイムでフィードバックするヘルス報告、そして望ましくないアセットへのアクセスを制限するためのブロックを使うことができる。更にプロキシサポートにおいて、パフォーマンスが非常に改善されたので、大容量リポジトリクラウドを単一マスターソースで提供できるようになる。

Nexus 2.0はまた、「人気報告機能」を持っていて、 Maven Centralからのダウンロードとリポジトリへのアクセスをスキャンすることを基にして、どのくらい頻繁にアセットが使用されているかを表示する。そのため、古くなったプラグインやアセットの使用率を検知できる。

Javaに対しては、OSGiがP2リポジトリストレージタイプとの統合が可能になり、これはリポジトリマネージャのオープンソース版とプロフェッショナル版で利用できるようになった。 OSGi OBRは未だサポートされていないが、OBRスペックが固まれば(現在はまだREP)追加されるだろう。

InfoQは Sonatypeの Jason van Zyl氏にインタビューし、まず2.0における重要な新フィーチャを尋ねた。

Jason van Zyl: Nuget サポート: Nugetは Visual Studioの拡張機能で、Visual Studio内から.NETコンポーネントやツールをインストール、アップデート、公開を簡単にできるようにします。依存性管理が.NETエコシステムで採用されています。NexusはNugetへの完全なサポートを提供する、最初のリポジトリマネージャになります。

Smart Proxy: 要は Smart Proxyによって、リポジトリの状態変化をほとんどリアルタイムで下流のNexusプロキシに伝えることができます。このために、プロキシは古い スナップショットをユーザーに流さないことを保証できます。またこれは、下流のプロキシが最新の成果物情報を得るのに役立ちます。この時、変更を検知するためにキャッシュのタイムアウトを待つ必要がありません。管理者はまた、随意に実験的なプリエンプティブなフェッチ機能を動かして、マスターのプロキシが積極的に、マスター上のコンテンツの同期したコピーを保持できるようになる。これは複数サイトのレプリカに向けての最初のステップです。

Sonatype Insight: 組織の75%はNexusリポジトリを使って、オープンソースコンポーネントの使い方を理解し、管理しています(Sonatypeの調査、2012)。リアルタイムセキュリティの追加、ライセンシング、人気データは、Nexusへの自然な、価値ある拡張機能です。Nexusにこのような情報を追加することによって、Sonatypeは毎日ツール開発者が使うコンテキストにおいて、直ぐに実行可能な情報を提供しています。Sonatypeはこの機能を全Nexusのインストールベースに提供しています(17,000余りの組織)。オープンソースユーザーは、リポジトリの調子について要約情報を入手でき、Proユーザーは完全な詳細情報を入手できます。

新しいフィーチャを説明した紹介記事やウェビナーがありますか?

Jason van Zyl: Nexus 2.0のリリースは今日、2月15日の予定です。Sonatypeは、火曜日、2月21日に新しいフィーチャを紹介するライブのデモウェビナーを予定しています。ここでウェビナーについてをもっと知ることができます。

InfoQ: あなたの最近のアナウンスによると、来るNexusリポジトリは、 AGPLv3ではなく、 EPL-1.0のもとでライセンスされる、とのことですが、何のためにライセンス変更したのですか?

Jason van Zyl: 我々が分かったのは、コミュニティは一般的にAGPLの使用を受け入れない、ということです。潜在的なコントリビュータがAGPLのためにNexusプラグインを公にリリースしたがらない、場合がいくつかありました。AGPLは、かなり挑戦的なライセンスで、EPLのような他のよく知られたライセンス程には、採用されていません。AGPLですと、弁護士は慎重になる傾向があり、法律的な懸念を採用の妨げにしたくない、と思います。これまで、Nexusプロジェクトにはほんの一握りのプラグインコントリビュータしかいません。我々はコミュニティからの参加を奨励したいですし、EPLの採用によってプラグインのエコシステムが広がることを期待しています。

InfoQ: 最後になぜEPLを選んだのでしょうか? HudsonやTychoのように、 Eclipse Foundationに乗り換える事は考えなかったのですか?

Jason van Zyl: Sonatypeは以前、Eclipse Foundationに乗り換えることを考えました。またそれを考える時も来るでしょうが、短期的には、NexusはSonatypeプロジェクトのままでしょう。HudsonやTychoには、多くの組織から、活発なコントリビュータがいます。

Tycho, Eclipse PDEプロジェクトのビルド用のMavenプラグインは、バージョン0.14がリリースされ、ライセンスフィーチャ、ソースフィーチャ生成、バンドルのランタイム実行環境を追加している。一方、Hudson 3.0 milestone 0 は、 Eclipse foundationから今年の早い時期に リリースされた。

氏はツイッターは @alblueで繋がり、alblue.bandlem.comに定期的にブログ投稿している。

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