MicrosoftがXAMLプログラミング言語の仕様を公開した。この仕様には、XAML、XAML 2009の仕様、SilverlightおよびWPFに固有の拡張機能の仕様が含まれており、理由は不明だが、VBAの言語仕様も含まれている。
XAML 2006およびXAML 2009の仕様にはXAML言語の次の3つの特徴が記述されている。
- Xaml Schema Information Set – 特定のXaml vocabularyを定義するためのモデル。
- Xaml Information Set – Xamlインスタンスの情報を記述するためのモデル。
- 1つ以上のXaml Schema Information Setに従って、XML [XML]ドキュメントを対応するXaml Information Setに変換する処理。
今回リリースされた仕様には、WPF(2006、2010、2012)用に3つ、Silverlight(2008、2010)用に2つのXaml Schema Information Setが含まれているが、Windows Workflow用のXaml vocabularyは含まれていない。
300ページにもわたるVBAの仕様には、言語自体の説明に加えて、VBA 7の標準ライブラリについても記述されており、この言語ではこれまでにないほど充実した内容となっている。VBAは、サードパーティ製アプリケーションではもはや使用されなくなっているが、Microsoft Officeマクロにとっては今もなお必要不可欠な言語である。