Oracleはレビューとフィードバックを得るため、jdk8-devメーリングリストにJDK 8のマイルストーンとリリース日を投稿した。OracleのJDKリリースマネージャであるMathias Axelsson氏は、ここにJDK 8の開発マイルストーンを期日付きで示した。
- M1: 2012年4月24日
- M2: 2012年6月14日
- M3: 2012年7月30日
- M4: 2012年9月11日
- M5: 2012年11月26日
- M6: 2013年1月30日 (FC)
これらマイルストーンはフィーチャーと機能強化を届けるターゲットを示したハイレベルな入れ物となる。個々のマイルストーンの詳細はまだ決まっていないが、早期テストプロセスに役立つよう、できたらすぐに投稿される予定だ。M6がフィーチャーコンプリート (FC) になる。ここですべてのフィーチャーと新規テストの開発が完了する。Axelsson氏はJDK 8の2013年9月リリースをターゲットとして提案している。JDK 7で求められたように、少なくともJDK 8を安定化させるだけの時間はとってある。
- GA: 2013年9月
M6からGAまでの期間、段階的に変更が許されなくなる。一般的なバグ修正が許されるのは、2013年2月の初めから4月初めまでだ。2013年4月初めまでに、P1-P3のバグに限り修正される。そして2013年6月中旬までに、Showstopperに限り修正検討されることになる。
2013年5月初めまで、コンポーネントJSRはここに提案された期日に従う必要はない。またJDK 8のスケジュールにDeveloper PreviewとしてM7を追加することも議論されている。これは個人開発者、オープンソースプロジェクト、JUGSにJDKのテストを働きかける良いタイミングになるだろう。問題の早期発見、優先順位付け、修正に役立つはずだ。うまくいけば、Java 7リリースの数日前にApache Lucene開発者によってループ最適化バグが発見された、いわゆるLucene問題の再来を防げるだろう。
提案されたJDK8のリリースドライバとなるフィーチャーは、LambdaとJigsawプロジェクトだ。JDK 8には、ほかにもJVMの統合、JavaFX 3.0、JavaScript互換性、デバイスサポート、開発者の生産性向上、APIアップデートなどが含まれている。コメントや質問があるなら、jdk8-devメーリングリストを購読しよう。