Amazonは、AWS Elastic Beanstalkにおける.NETのサポートと、AWSでホストされる.NETアプリの管理性を改善する、新しいRDS service for SQL Serverを発表した。
Amazon.comのCTO Werner Vogels氏は、詳細な記事を投稿した。注目すべきものは、以下の通り -
.NETとAWS Elastic Beanstalk
- .NETはVisual Studioの中から、またはMicrosoft Web Deploy .zipファイルとしてAWSコンソールから直接アップロードすることができる
- アプリケーションは、Windows Server 2008 R2とIIS 7.5が動作するロードバランスされたサーバーに自動的にデプロイされる。
RDS For SQL Server
- Managed database service for SQL Server 2008 R2 – 今年の後半にSQL Server 2012のサポートが計画されている
- “Bring Your Own License(既存のライセンスを使用できる)”オプションと“License Included(ライセンスが含まれる)”オプション
- 自動ホスト置換(ハードウェア障害など)、日時でフルバックアップされ、5分ごとにトランザクションログがバックアップされる
- 無料で使えるティア (1年間)新規のRDS顧客 – マイクロインスタンス、Express Edition、20 GBのインスタンスストレージ、1ヶ月あたり1000万 I/Oリクエスト
また、あなたの.NETアプリを発行する手順をこのAWSブログ投稿で読むことができる。
特に、読み取りレプリカとMulti-AZ Deploymentsをサポートするリプリケーション機能には、SQL Serverがないように見える。Amazonはまた、一度提供された既存のSQL Server DB インスタンスの自動拡張は、現在はサポートされていないことに言及した。しかしながら、コンピュートとメモリはインスタンスクラスを変更することでいつでも変更可能である。
AWS Beanstalkは、内部リソース消費が使用されるだけで、追加コストは必要ない。その一方でAmazon RDS (リレーショナルデータベースサービス)は管理サービスであり、内部リソースの消費よりも多くのコストがかかることになる。 RDSサービスは、 MySQL とOracleデータベースもサポートしているのに対して、AWS Elastic BeanstalkはすでにJavaとPHPの他のプラットフォームをサポートしている。