MicrosoftのEFチームは、EFの新しい機能をサポートしたSQL Server向けEntity Frameworkデータベースプロバイダのサンプルを公開した。
この新しいサンプルプロバイダでは、以下のEF 5の新機能がサポートされている。
しかし含まれていないものもある。
このバージョンには、現在別のプロバイダモデルを使っているMigrationsやCode Firstのサンプルプロバイダは含まれていません。
プロジェクトにはxUnitテストも含まれている。これはサンプルプロバイダのテストとともに、EF 5の新機能を使ったクエリ構築方法を示している。
Entity Frameworkはデータベース非依存のORMであり、プロバイダモデルを使ってデータベース固有の詳細をカプセル化している。Entity FrameworkをサポートするADO.NETプロバイダは、Entity Data Modelプリミティブ型をプロバイダ型に対応付け、下位にあるデータベースからのメタデータを公開し、SQL生成などを処理する。こうしたサンプルは主に、Entity Frameworkの独自プロバイダを構築して非SQL Serverデータベースをサポートしたい開発者に役に立つだろう。
こちらにEFイネーブルなADO.NETプロバイダの書き方についての簡単な解説記事がある。