Microsoftは、まもなくリリースされるVisual Studio 11の公式な製品ラインナップを発表した。VS11のハードウェア要件は、VS2010から変更されていないが、新しい製品はWindows 7以上が必要になっている。(VS2010では、Windows XP / SP3が最低要件であった。)
この変更の結果VS11は、マネージドアプリケーションは.NET Framework 4.5、ネイティブアプリケーションはVS11ツールセットが対象になっている。Windows Vistaは、最終的なアプリケーションの配置に必要な最小のシステム要件になる。Windows XPにマネージドアプリケーションを配布したい場合、.NET Framework 4.0対象にする必要がある。ネイティブ(C++)アプリケーションをWindows XPに配布したい場合、マルチターゲッティングを使うことができる。VS2010のサイドバイサイドインストールが必要で、開発者はVS11固有の機能を避けなくてはならないことに注意が必要だ。
同社はVisual Studio Expressシリーズのアプローチを特定の言語にフォーカスしたものから、特定のプラットフォームを対象にしたものに変更した。今度のVS11 Expressプラットフォームには、以下のものが含まれる:
- Express for Windows 8
- Express for Web
- Express for Team Foundation Server Express
- Express for Windows Phone (次期Windows Phoneの更新と同時にリリースされる)
- Express for Windows Azure (次期Windows Azureの更新と同時にリリースされる)
それぞれのバージョンでは、C#、C++、Visual Basic、JavaScriptを含む複数の言語がサポートされる。VS2010のExpressエディションはダウンロードが継続されるので、特定の言語にフォーカスした開発者は、使用を継続して使用することができる:
- C# Express
- Visual Basic Express
- C++ Express
Visual Studio LightSwitchは、VS11のコア機能セットの一部としてVS11 Professional、Premium、Ultimateに含まれている。