Microsoftは、まもなくリリースされるWindows Phone 8の新しい機能を発表した: Windows 8と同じコードベース、マルチコアサポート、セキュアブート、デバイス暗号化、リモート管理など
MicrosoftのWindows部門のプレジデントであるSteven Sinofsky氏によると、2011年の早期にWindows 8とWindows Phoneは交わらないと宣言し、その後、すべての消費者指向のデバイスにMicrosoftのOSを統合して、サーバーを別の種類に分けるというヒントがあった。その後、次のWindows Phoneが古い組み込みデバイス向けのOSであるWindows CEでなくWinRTベースになるという情報がリークされた。そして、その噂は一部正しかった。
昨日、Windows Phone Summitにおいて、Microsoft CorporateのVPでWindows Phone Program ManagementのディレクタであるJoe Belfiore氏によって、Windows Phone 8に 搭載される いくつかの新しい機能が発表された。まずWP8はカーネル、グラフィックス、メディア、ネットワーク、ファイルシステム、入力、センサーなどを含む一般的なコアをWindows 8と共有する。 彼は、新しいWindows Runtime (WinRT)に含まれるコアとは明示せず、WP9といった将来バージョンのWindows Phoneに追加されるものも考慮している。WinRTやWP8は、デバイスをまたいだWindows OS統合の大きな一歩を進んで、大量のハードウェアソリューションとアプリケーションが利用可能になるだろう。
Belfiore氏はWP8のその他の新しい機能と後に開示されるいくつかを発表した:
- マルチコアサポート–最初にデュアルコアをサポートするが、WP8はすでに4、8、そして64コアで実行することができる
- 複数の解像度をサポート - WVGA、WXGA、720p
- MicroSDのサポート
- NFC – すべてのWP8デバイスはこの機能を持つ
- デフォルトブラウザはIE10になる
加えて、ホーム画面の変更–タイルのサイズ変更と色のカスタマイズが可能になった–WP8はBitLockerから派生した技術をベースにしたセキュアブートとデバイス暗号化といった重要ないくつかのエンタープライズ機能が追加された。WP8は、管理者がインストール、構成、アプリのリモート削除、パスワード/PINポリシーの設定などの管理機能が提供される。ビジネスは企業内アプリケーションへのアクセス、リンク、インフォメーション、アラートなどを提供するプライベートハブを通じて、アプリケーションのインストールを可能にする。WP8はスピーチとVOIP APIを提供するが、VPNは提供されない。代わりのセキュリティソリューションは、SSLである。
Microsoftは、WP8デバイスを今秋に提供する予定である。 現在のWP7デバイスは、WP8にアップグレードできないが、いくつかの新しいUI拡張を提供するWP 7.8と呼ばれる中間物を提供する。Lumia 900を含む古いデバイスは、WP8に必要なハードウェアを提供していないためである。