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PowerShell 3 を用いた DevOps

原文(投稿日:2012/06/07)へのリンク

PowerShell 3 は Windows Workflow Foundation のタスクスケジューラに統合されている。スクリプティングの改良,10倍以上に増えたコマンドレット,ツールビルディングの強化などが新たな機能だ。これによって PowerShell は,これまで以上に DevOps 指向のツールになった,と Windows Server Division のリードアーキテクトである Jeffery Snover 氏は主張する。

氏は最近,DevOps 改善に役立つ PowerShell 3 の新機能を解説した いくつかの 記事 を発表している。取り上げられているのは次のような機能だ。

  • Powershell 2 (~230) に比較して 10 倍以上 (2430) に増えたコマンドレット – ネットワーク,ストレージ,クラスタリング,DNS,ファイルサーバ など – による,言わば「すぐに使えるオートメーション」の実現
  • Windows Workflow Foundation の活用 が可能
  • WMI エクスペリエンス の改善
  • タスクスケジューラを使用した バックグラウンドジョブのスケジュール
  • 3分以内のネットワーク切断に対するセッション保持 – 切断後,別のマシンからでも (リモートデスクトップのように) セッションの切断あるいは再接続が可能

PowerShell 3 で 新たに導入された機能の完全なリスト については,InfoQ ですでに紹介している。

Windows PowerShell は Microsoft のタスク自動化フレームワークである。 コマンドラインシェル,およびその上に構築されたスクリプト言語で構成され,.NET フレームワークに統合されている。人気の機能ではあるが,唯一の選択肢ではない – ChefPuppet などいった他の統合フレームワークもあり,それぞれが独自のメリットを持っている。クロスプラットフォームであることもそのひとつだ。

PowerShell 3 は Windows Management Framework 3.0 RC (Windows 7 ファミリで動作する),あるいは Windows 2012 Server RC1 に含まれた形でダウンロードすることができる。

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