Monoディストリビューションの2.11.3にEntity Frameworkが統合された。これはWindowsプラットフォーム以外でもEntity Frameworkが使えるようになったことを意味している。またMonoは.NET 4.5と同等のAsyncサポートも得た。
Miguel氏は少し簡潔なアナウンスで次のように語った。
これはMono 2.11の4つ目のプレビューです。このバージョンには、Microsoftが最近オープンソースにしたEntityFrameworkが含まれており、最新の.NET 4.5 asyncサポートに合わせてアップデートされました。
これで既存のEFに依存した.NETプロジェクトをMonoで動くよう移植するのが簡単になるはずだ。MonoはすでにNHibernateやCastle ActiveRecordといったオープンソースのORMとともに動作する。もうひとつ発表された変更点は、asyncサポートだ。これはすでに2.12ロードマップにあり期待されていたものだ。asyncはASP.NET MVC 4のような機能をMonoに移植するのに必要になるため、これは重要だ。
これはまだα/プレビューリリースであり、不安定であることに注意しよう。これら機能は2.12がリリースされたときに本番利用できるようになる。