MicrosoftはData Access Guidance for ASP.NET 4.5を公開した。主な変更点はWebFormや新しいASP.NET Web APIなど4.5の新しい機能への対応だ。
このガイダンスに含まれているのは、
- ASP.NET Web FormやMVCのASP.NETウェブページでADO.NETを直接使って(データベースヘルパーを使って)ORMを実現する
- WebFormのデータコントロールについて
- ASP.NETのWebFormのデータバインド方法
- コードを書かずにシンプルにバインドするデータソースコントロール
- データの検索と更新のコードが書ける場合のモデルバインディング
- 肌理の細かいコントロールのバインドやモデルバインディングがサポートされていない場合の手動のデータバインディング
- データバインディング式
- 弱い型のデータのためのEvalとBind
- 強い型のデータのためのBindとBindItem
- 自動のHTMLエンコーディングを実現するためにデリミタと共に使うコロン(<%#:)
また、WCF Data ServicesとASP.NET Web APIのどちらを使うか決める方法についても書かれている。
ファイアウォールの内側の社内ネットーワーク上でHTTPを使って簡単にデータベースを公開したい場合はWCF Data Servicesを使います。
インターネットベースのサービスの場合はWeb APIです。ブラックリストを使う方法よりもホワイトリストを使う方法の方がより安全だからです。
WCFは安全性を確保するためにブラックリストを使う方法を採用している(デフォルトでは誰でも利用できる)が、Web APIはホワイトリストを使う方法を採用している(デフォルトではだれも利用できない)。
on MSDNではさまざまなシナリオが紹介されている。