InfoQでDan Mezick氏の新しい著書The Culture Gameの3度目の 抜粋が読めるようになった。この本は組織の文化を創り、育て、変化を促すことから得られた知見について書かれている。
The Culture Gameはアジャイルから16の学習パターンを抽出したハウツー本だ。A-B-Cのステップでこれらのパターンを組織に適用できるように書かれている。この本は文化、ゲーム、幸福、学習と生産性を結びつけ、ゲームの仕組みは組織の文化を変革するための鍵になることを説明している。また、具体的な例としてZappos Incの文化の創造と育成を紹介している。
今回の抜粋では、アジャイルから得られる知見を企業に適用する方法について考察している。
この本は先頃InfoQでレビューした。また、以前の2つの抜粋はこことここで読める。
著者のMezick氏はボストンとフィラデルフィアで今週開催されるThe Agile CULTURE Conferenceのオーガナイザーだ。このカンファレンスは参加者に"組織の健全さと幸福を劇的に増進するコンセプトとツールと手法を学べる場所"を提供する。
カンファレンスのサイトには次のように開催理由が書かれている。
ビジネスはとてつもない速さで変化しています。この変化によってよりアジャイルでよりオープンでより民主的な働き方に支持が集まっています。組織人にはこのような変化の速い世界で働くための指針が必要です。中央集権的な仕事の構造はよりオープンでより適応的な働き方に道を譲り始めています。このカンファレンスはより適応性があり生産的で人間的な職場を作るために、すぐに使えるツールとコンセプトと手法を提供します。利益と情熱と目的を求めて働く中で変化に対処する新しい方法と他の人と深く繋がる方法を求めるあらゆる種類の従業員から学びたいと考える人のためのカンファレンスです。
Shane Hastie氏 はオーストラリアとニュージーランドにあるSoftware Education社で働くアジャイルコーチ、トレーナー、コンサルタント