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Entity Framework 6.0: Async、IQueryableオペレータ、機能拡張

原文(投稿日:2012/09/11)へのリンク

 

Microsoftによると、Entity Framework 6.0asyncをサポートし、SaveChangesAsync()もしくはExecuteSqlCommandAsync()を使った実装が可能になる。

OdeToCodeの主任コンサルタント、Scott Allen氏はEntity Frameworkプロジェクトのサイトにあるソースコードを解析して、asyncの実装について調べた。

それによるとEntity Framework 6.0では、開発者はIQueryable (IQueryable<T>)オペレータでのasyncオペレーションが可能になり、FindAsync()やSingleAsync()拡張メソッドを使って実装できるようになる。さらに開発者はToListAsync()メソッドを利用したコードも実行できる。

「新しいIQueryableオペレータは具体的な結果をマテリアライズするオペレータのasync版です」とScott氏は語る。

また、ストアドプロシージャマッピングとデータベース関数もサポートする。これによりカスタム規約を書いて、Code Firstを使って登録することができる。

Entity Framework 6.0プロジェクトを実行するのに必要なステップは以下のようになる。

  1. NuGetディレクトリにあるNuget.projファイルをmsbuildする
  2. NuGet\bin\debugディレクトリをカスタムローカルNuGetリポジトリとして追加する
  3. NuGet経由でEntity Framework 6への参照を追加する

Microsoftは2つのバージョンをリリースする計画だ。ひとつはここで説明した全機能を備えた.NET Framework 4.5向け、もうひとつはasyncサポートのないNET Framework 4向けだ。

 

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