David Starr氏は、ElegantCode.comの創設者である。また彼は、ソフトウェア開発チームにおける、彼らのソフトウェア、彼らのプラクティス、彼らのカルチャを向上を助けることに情熱を燃やすソフトウェア職人でもある。
先日David Starr氏は、MicrosoftにVisual Studio ALMのシニアプログラムマネージャーとして入社したことを発表した。
InfoQのDmytro Mindra: Davidさん。新しいMicrosoftのポジションについて少し聞かせてください。
David Starr: MicrosoftのVisual Studio ALMのシニアプログラムマネージャーです。私はソフトウェア開発チームとVisual Studioの機能を作ることになります。Scrumのロールで言うところのプロダクトオーナーにきわめて近いです。
すべての技術者は彼らの使っている技術の複雑さだけでなく、彼らの作業しているドメインについてもマスターする必要があります。もしあなたが歯科医のためのソフトウェアを開発する場合、あなたは歯学について学ぶでしょう。もしあなたが保険会社のエンタープライズ開発者である場合、あなたは保険について学ぶでしょう。
私の場合は、私がもっとも情熱を燃やしているドメイン、ソフトウェア開発自身の仕事ができるため、この上なく幸せなことだと考えています。他のソフトウェアを開発するためのソフトウェアを開発することは、私の中では非常に価値のある仕事だと考えています。
私の中でのソフトウェア開発におけるすばらしい仕事ランキングは以下のようになっています:
- 新しいプログラム言語の開発
- ソフトウェア開発ツールの開発
- ビデオゲームの開発
それら3つの領域の仕事はただすばらしい。
InfoQ: Visual Studio vNextに期待することはなんですか?あなたはなにを見たいですか?
DS: Visual Studio 2012のあとのvNextは、長い道のりですが、Microsoftは明らかにビジネスの機敏性を見せています。Microsoftは、Visual Studioを2年の製品サイクルを待つことなく、四半期ごとにリリースすることを発表しています。これは非常に大きい、製品だけじゃなく、業界に取って大きいです。
一度、Visual Studioがリリースされると、顧客はどうやって製品を受け取って利用するかを検討します。IT部門は、一般的にソフトウェアの新製品の巻き取りを遅らせて、実践的に更新を受け入れやすく動きます。これがうまくいけば、SaaSの世界だけじゃなく、ソフトウェアをデスクトップに配布する全体フローに乗り出すでしょう。2年ごとに出荷される箱入りソフトウェアの世界で2012年のMicrosoftのリリースは大きな業績です。
InfoQ: 今日のMicrosoftツールはより機敏(アジャイル)になっているように見えます。あなたは将来のリリースでさらに機敏性を期待していますか?
DS: 質問の意図に感謝します。ツールはただのツールでありアジャイルではありません。ツールを使ったチームの振る舞いが機敏さを決定します。
アジャイルの振る舞いのサポートと促進するツールの作成は、Visual Studio ALMツールの取りべき方向を明確にしました。Visual Studio ALMプラットフォームは、アジャイルの振る舞いやアジャイルエンジニアリングの実践をサポートする方向に進化し続けます。明確な理由として私はMicrosoftに入社します。私はすばらしいソフトウェアを作ることで、実践を促し人々をサポートするツールを構築したいと考えています。
具体的には、私はコアALM製品が提供する実行可能な仕様機能を期待しています。残りは、私が提案している受入テスト駆動開発(ATDD)とその他実行可能な仕様など、私が熱心に押していきます。
この領域にすでに存在するツールは、実行可能な仕様で大きく前進したが、Microsoftエコシステムの面白いところは、アナリスト、顧客、プロジェクトマネージメントタイプを結びつけて、要求からコンパイルと実行という、ソフトウェアの開発ができることです。この領域は、ソフトウェアの開発と成果に関するエクスペリエンスを根本から変えることができると考えているため、私は非常に興奮しています。
InfoQ: あなたは人気のあるトレーニングとワークショップの著者ですが、この作業を継続する予定ですか?
DS: Scrum.orgのProfessional Scrum Foundationsコースは、誰かがこのカリキュラムを私の代わりに取るまでは、数ヶ月間は継続して私の責任にあります。私はまた、数ヶ月の間にScrumのPluralsightのいくつかのカリキュラムを作成する予定です。
関連があって関わりのある大規模な開発者コミュニティにとどまることは当然のことです。それはMicrosoftと議論する中で重要なアイテムだった。私がコミュニティに残ったままだけでなく、Visual Studioでアジャイル開発をしているソフトウェア開発者ともあうでしょう。来年はチームルームよりもクラスルームにいる時間が長くなることを望んでいます。
私は多くの時間をクラスルームの授業で行いますが、私をカンファレンス、コードキャンプ、ユーザーグループ、道場、オンラインなど情熱的な開発者が潜む場所で見つけて下さい。私は、elegantcode.comでブログや技術的な情報を書くことを楽しみにしています。
InfoQ: Visual Studio ALM組織のメンバーはどのように感じていますか?
私はすばらしいVisual Studioチームの人たちと働けることに興奮と恐縮しています。非常に熱心なユーザーと製品に貢献する機会は難しいです。特に私の相手は開発者ですから。
私たち開発者は、私たちのツールについて、気むずかしく意固地になる傾向にあります。私も含めて。結局はどうやって終わらせるかです!