Visual Studio の CSS サポートを改善するエクステンションの Web Essesntials が先日アップデートされた。TypeScript や Modernizr,コードの縮小化 (Minification) などをサポートする,Visual Studio 2012 用の新しいツールが追加されている。
数ヶ月前に Windows 8 や Visual Studio 2012 と同時にリリースされた最初の Web Essentials 2012 では,LESS や Sass,CoffeeScript などがサポートされていた。バージョン 1.4 ではこのリストに,TypeScript のバリデーションと Intellisense が加わることになる。ソース管理下のファイルをコンパイル中に操作するための修正も,今回のリリースに含まれている。
今回のバージョンでは,スキーマファイル更新時の自動ダウンロードが可能になった。これによって HTML5 や CSS のバリデーションだけでなく,ブラウザの詳細情報も常時更新されるようになる。Web Essentials の開発者である Mads Kristensen 氏が,Visual Studio 2012 のサポートする CSS 標準 の膨大なリストのメンテナンスを行っている。
Web Essentials 1.4 には他にも,次のような新機能がある。
- CSS と LESS ファイルのドキュメントアウトラインビュー
- Modernizr クラス名称の強調表示
- JavaScript と CSS ファイルの 最小化 (.min) を行うコンテキストメニュー
- W3C 標準のみでバリデーションを行うオプション
- 新しいオプションダイアログ
Web Essentials 1.4 for Visual Studio 2012 は Visual Studio Gallery で入手可能だ。