Breezeはブラウザにディスクトップアプリケーションのリッチな操作感をもたらす新しいJavaScriptのライブラリだ。エンティティをローカルにキャッシュし、キャッシュ内のエンティティを操作することもできる。また、変更追跡機能やビルドインプロパティ、複雑なエンティティをバッチ内に保存してエンティティを検証する機能も提供する。
Breezeはリッチクエリもサポートする。これを使えば、breezeの問い合わせ言語内でシンプルで複雑な問い合わせを記述できる。さらに、ODataのURLに従うリモートサービスに対して問い合わせを実行できる。
また、ASP.NET Web API向けのアダプタを提供する。Entity Frameworkのモデルからbreezeのメタデータを生成する.NETのコンポーネントも含まれている。
BreezeはオープンソースでHTMLとJavaScriptで書かれている。 Breezeを使えば表現力がありデータを集中的に扱うアプリケーションを作成できる一方で、なじみ深い方法で異なる視点から複雑なデータの検索、追加、更新、表示処理を実行することができる。現在のリリースにはサンプルアプリケーションも含まれている。