Visual Studio 2012には、Team Foundation Serverの機能を活用したコードレビューワークフローが含まれている。ワークフローは、再設計されたTeam Explorerウィンドウやプロジェクトの計画、製品チームとの協力、どこからでもコードの管理を可能にするTeam Foundationオンラインサービスを通じてコードレビューを行うことができる。
Team Foundation Serviceからチームプロジェクトの作成が可能になり、それをVisual Studio 2012に統合することができる。コードレビュー機能では、コードファイルの比較、注釈の追加、リクエストした人にコメントの送信が可能だ。
コードレビュープロセスは、以下のように説明されている。
- ホームタブやチームエクスプローラのマイワークタブ(表示されている場合、Visual Studio 2012でビュー | チームエクスプローラー)のコードレビューの要求リンクをクリックする。
- 新しいコードレビューダイアログで、コードレビュアの名前、コードレビュー件名、説明、エリアパスを指定する。
- これでコードレビューのリクエストが完了。レビューのタスクをアサインされたすべてのチームメンバーは、アラートを受け取ることになる。
- レビュアが承認リンクをクリックして作業を開始すると、レビューがすでに開始している他のレビューアに対してシグナルを提供する。これで、チームエクスプローラから注釈や総括コメントのいずれかを追加することができるようになる。
- コードレビューを依頼した開発者は、コメントを管理するためにアクセスする。コードレビュープロセスは、レビュアが問題なし(Looks Good)、コメントあり(With Comments)、作業が必要(Needs Work)のいずれかのステータスにマークされたときに完了する。
コードレビューワークフロー機能は、Visual Studio PremiumかVisual Studio Ultimateでのみ提供されている。