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Microsoftが開発者向けに翻訳専用のハブを提供

原文(投稿日:2012/11/04)へのリンク

 

 Microsoftは専用のハブを提供して開発者向けの翻訳機能を改善する。

 
Microsoftはモバイルアプリに即時翻訳機能を搭載するための新しいツールを作成した。この新しいTranslator Hubを使うと開発者は、柔軟なAPIを使ってWindows Phoneや他のOSのアプリで39の言語の翻訳ができる。この新しいサービスは現在開発者向けに販売されている。また、サンプルは無償で利用できる。
 
開発者はこの強力な翻訳ツールを使うことでプログラムを多言語対応できる。世界経済のグローバル化に伴い、このサービスは日に日に不可欠になるだろう。言語システム間の微妙なやり取りの文脈的意味を捉えるのはとても難しい問題だ。
 
プログラマはMicrosoft Translator Hubを使い、描画された翻訳コンテンツを変更したり置き換えたりできる。こうすることでCollaborative Translation Frameworkにフィードバックが与えられ、次からの翻訳が細かく調整される。機械が生成した翻訳にこのような改善を適用する場合、アプリケーションのオーナーは自身の好みのプライバシーレベルを選択できる。
 
ハブを使うことで開発者は、Microsoftが多大な投資を行っている機械翻訳の技術を自分たちのアプリケーションで利用できる。同社は多言語への翻訳の精度を上げるために独自の翻訳モデルを構築している。
 
MicrosoftはAjax (JavaScript)、Soap (.NET)、Visual Studio 2012 RCなど主要なインターフェイスに対してこのAPIを提供する。また、ウェブマスタ向けにウィジェットも提供する。
 
Microsoft Translator Serviceは月に200万文字までの翻訳であれば無償で提供される。翻訳するデータが大きい利用者は多くのスループットレベルの中からサービスを選択する。無償の次のレベルは月額40ドルで400万文字まで翻訳できる。詳細はAzure Marketplaceで確認されたい。
 
 
 
 
 

 

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