Telerikは、先日リリースされたJustCode Q3において、Visual Studio 2012コーディングエディタで括弧の位置、括弧と括弧の補完によるステートメントのラップなどいくつかのタイピング補助機能を改善させた。さらに、このツールはセミコロンと閉じ括弧の自動フォーマット、シングルクォート、ダブルクォートの自動補完、二重に閉じ記号を入力するのを避ける機能を備えている。
JustCode Q3は、以前のリリースのようにフォーマットモジュールに依存することなく、開始括弧と終了括弧の間でEnterが押されたときに空行を挿入する。
また、単一行ステートメントの始まりで、開始括弧が追加されたときに自動的に閉じ括弧を追加する。このツールは、括弧の位置を修正するだけでなく、ステートメントの後に新しい行を追加してくれる。ステートメントの前に新しい行を追加したい場合は、Shift+Enterを押せばよい。
開始の中括弧、丸括弧、角括弧を追加すると、JustCode Q3は閉じ記号を追加する。セミコロンか閉じ記号を入力すると、コードは自動的にフォーマットされる。さらにこのツールは、追加し忘れたときに閉じるシングルクォートやダブルクォートも追加してくれる。
先日リリースされたJustCodeでは、カーソルを閉じ文字の外に移動することにより、中括弧、丸括弧、角括弧、シングルクォート、ダブルクォートが二重になるのを避けることができる。また、コーディング作業を継続できるように、自動的にセミコロンを適切な位置に挿入してカーソルをセミコロンの後ろに移動する。
デフォルトでタイピング補助起動は無効になっている。ただし、Visual Studio 2012にあるJustCodeのオプション(JUSTCODE | Options)ダイアログで有効にすることができる。