//build/でMicrosoftのプリンシパルユーザエクスペリエンスアドバイザーであるWill Tschumy氏が開発者がソフトウエア開発プロセスの中で実践すべき5つの原則を紹介している。
氏によれば、開発者は細部に注意を払い、安全で信頼性のあるソフトウエアを開発するべきだ。さらに、氏はアプリケーションは標準的な姿から外れてしまうかもしれないが、意図がありデザインされている製品だと感じられるようにする必要がある、と言う。
応答性と、直感的なインタラクションの必要性を強調し、開発者に没入感があり、注目を集めやすい、モダンな設計がされたタッチユーザインターフェイスを使った製品の開発を促した。
氏はセッションのはじめに、Microsoftのデザインに対する戦略的な投資について簡単に振り返り、この投資がOffice 2003の進化に結実したと説明した。そして、さまざまな製品のユーザインターフェイスのスクリーンショットを見せて背後にあるコンセプトを紹介した。
氏は“ソフトウエアはバランスと調和と階層を考慮してクラウドコンピューティングを利用するべきです。そして、ユーザインターフェイスは大胆で色鮮やかで、焦点が絞られており、直接的である必要があります”と言う。
Input Factory IncのCEOで共同創業者でもあるLuke Wroblewski氏は次のように言う。
MicrosoftはWindows Phone, Bing、Windows 7、Office 2007、Microsoft Surfaceにさまざまなデザイン原則を適用し、成果を挙げています。
以前、MicrosoftのWPFとSilverlightのプロダクトマネージャを務めたScott Barnes氏は、
MetroはWp7ではありません。Microsoftの将来のビジョンなのです。
Will氏は開発者は協力してシナリオを完成させ、ユーザエクスペリエンスモデルに合った製品を開発する必要があると言い、セッションを閉じた。