RabbitMQ 3.0がSTOMP 1.2のサポート、Web-STOMPとMQTT用の新プラグイン、幾つものパーフォーマンス改善などを含んで最近リリースされた。
このバージョンで導入された面白いフィーチャには、以下のようなものがある。
- STOMPとの互換性の向上、AMQPで使える全てのメッセージプロパティがSTOMPにマップされる。逆も同様である。
- Web-STOMP (WebSocketsを使ってブラウザからアクセスできる。フォールバックとしてSockJSを使う)とMQTT(MQTT 3.1を実装)用のプラグイン
- クラスタリング用の簡単になったコマンド
- ポリシーに基づく、より高速なミラーリング
- 動的な Federation
- 新規の、より簡単なクラスタリングコマンド
- Per-message TTL
- メモリ使用の統計
変更、バグ修正、パフォーマンス向上の全リストをリリースノートで見ることができる。これらの内に幾つかは、RabbitMQブログに説明されているように急な変更である。アップグレードを予定しているなら、これらをどのように対処すべきかも、チームによって説明されている。
RabbitMQは、オープンソースのメッセージブローカ ソフトウェアで、AMQP標準を実装したErlang上に作られている。また HTTP, STOMP、MQTTプロトコル用のゲートウェイも提供している。 RabbitMQについてもっと知りたければこのプレゼンを見ると良い。