Microsoftは、Service Bus 1.0が一般公開され、適切なライセンスのある Windows Serverで無料で使えることをアナウンスした。これによって、Windows Azure のメッセージングフィーチャを社内のインフラで利用できるようになる。
Service Bus 1.0は、しばらくの間ベータ段階 にあり、Windows Server 上でWindows Azure Service Busと等価なものである。それは、キュー、トピックとサブスクリプションなどの機能を持っている。これは、複数のインスタンスで実行することにより、高可用性を実現するように構成することができ、SQL Serverデータベースにメッセージを保存することにより、耐久性を高めることができる。 Service Bus 1.0のプログラミング APIは、クラウドの等価なものと一貫性があり、またREST interfaceをサポートしている。こうして、少なくとも理論的には、メッセージングフィーチャを使って、同じコードセットが Windows Azure と Windows Serverの両方で走ることができるようなる。
Service Bus 1.0の開発を始めるには、MSDNにあるチュートリアルを学習できる。またCloudFX libraryを見ると良い。このライブラリは、再試行ロジックを実装するような、Service Bus を扱う時の幾つかの複雑な機械的作業を抽象化している。
充分注意すべきことは、.NETには一見の価値のある、メッセージングの代替製品が他にもあることである。その中にはNServiceBus, Rhino Service BusそしてMassTransitがある。