Microsoftは、開発者がSkyDriveのデータを利用するアプリケーションを構築することを可能にする.NET and Windows Phone 8 software development kits (SDKs) for SkyDriveのリリースを発表した。
クライアントバージョンの.NET SDKはWindows Form、コンソール、Windows Presentation Foundation (WPF)アプリケーションとSkyDriveのデータを組み合わせることができるようになっている。サーバーSDKでは、ASP.NETアプリケーションとWebサーバーコンポーネントでSkyDriveを使用する機能を提供する。たとえば、SkyDriveからデータを抽出するASP.NETアプリケーションを構築することが可能になっている。
Microsoftはまた、新しいTask<T>、async パターンとdynamicキーワードをサポートしてSkyDriveデータを使ったアプリケーションを構築することができるWindows Phone 8 SDKもリリースしている。
SkyDrive.comのGroup Program ManagerであるOmar Shahine氏は、"可能性は無限であり、私たちはあなたがSDKを使って作るアプリケーションを見て本当に興奮している"と話す。
Microsoftはまた、IFTTT、DocuSign、SoundGeckoサービスと統合してさまざまなタスクを自動化する3つのSkyDriveアプリもリリースしている。
IFTTTのヘルプにより、Facebook、Twitter、Foursquare、YouTube、Weather、Tumblrなど57のWebサービスを利用したカスタマイズ可能なレシピを作成することができる。たとえば、すべてのFacebookポストをSkyDriveチャネルに自動的に保存するレシピをセットアップすることができる。
DocuSignは、SkyDriveに保存したドキュメントを送信して、自動リマインダをセットして受信者にサインをもらうことができる。また、SoundGeckoでは、自動的にテキストをMP3オーディオに変換して、SkyDriveアカウントにアップロードすることができる。
.NETとWindows Phone SDKは、 公式サイトかVisual Studio 2012プロジェクトのNuGetからダウンロードすることができる。