Microsoftは先日、サーバーサイドのバックアップとリストアツール、64ビットサポート、カラーコーディングの除去を含むVisual Studio Team Foundation Server 2012のPower Tools Update 1をリリースした。バックアップツールは、構成データベース、TFSが使うSharePointとSQL Server Reporting Servicesを含む各チームプロジェクトコレクションデータベースのバックアップをスケジュールすることができる。
リストアツールは、新しいハードウェアへデータベース全体を復元することができる。最新のアップデートには、基本バージョンのコントロールコマンドとスクリプティングが可能なパイプラインと接続が提供されたPowerShellインターフェイスが含まれている。
" 私たちは新しいTeam Members power toolのV1を数ヶ月前にリリースして、多くのフィードバックと問題の報告を受けました。私たちはUpdate 1で、報告されたもっとも緊急度の高い問題をすべて修正しました" とTeam Foundation Serverの製品ユニットマネージャであるBrian Harry氏は言う。
パッケージには、TFSが推奨するベストプラクティスに従って構成されているかどうかを検証するベストプラクティス分析ツールが含まれている。 これにはまた、問題の識別と過去14日間のデータストアのボリュームに関する利用状況データの抽出やアクセス状況を含めた詳細を学習するためにデプロイ構成のスナップショットをキャプチャするため、データベースのサイズを削減する必要がある場合、開発者は適切なアクションを取ることができる。
TFS power toolsには、 プロセステンプレートエディタをベースにしたグラフィカルユーザーインターフェイスとPowerPointストーリーボードアドインのシェイプを作成することができるストーリーボードシェイプが含まれている。
チームエクスプローラ拡張ツールは以下の機能を提供する
- ステータスやワイルドカードによりバージョンコントロール下のファイルを検索
- ソースコントロールエクスプローラのコンテキストメニューからファイルエクスプローラを使ったフォルダのオープン
- ソースコントロールエクスプローラ内のファイルとフォルダへのラベルづけ
さらに、ビルド定義の容易なクローンと、Visual Studio 2012内からのコラボレーションと共有する機能を含むワークアイテムパスのコピーも可能だ。
パッケージにはコマンドラインツールが含まれている - 追加のバージョンコントロールコマンドが含まれるtfpt.exe、ワークアイテムトラッキング、テストアタッチメントクリーナーツールを含むチームプロジェクトの操作、Windows Shell拡張のセットとワークアイテムテンプレート
David R.Brown氏曰く、
TFS2012へのアップグレードを支援するすばらしいツールのセットです。TFPTコマンドを使って、レポートなしで既存のチームプロジェクトにレポートを追加するとともに、WSSのチームサイトを構築することで、ずっと楽になります。ありがとう!これらのツールは、Visual Studio 2012とTFS 2012を使って完全に満足したい場合には必要になります。
Aikka Young氏は以下のようにコメントする。
windows8にインストールしたが動作しませんでした。VS studio ultimateがインストールされていて、チームエクスプローラはきちんと動作しています。
Crispin Wright氏は以下のように投稿する。
インストールは、初心者のための一般的なモードでは動作しません。インストールされたサーバーに必要になるデータバックアップ計画の選択について言及して、その先に進むことができません。その後、カスタムモードにトライすると、シェル拡張は他のシェル拡張と一緒にインストールできないため、それをもう一度閉じる必要があります。
Axomoxoa氏は、以下のコメントを残している。
確かにこれはよいツールで、TFSの作業を改善してくれます。ただし、おかしなことにプロセスエディタが一部の人々に非表示になっている理由を誰も教えてくれません。