ComponentOneがStudio Enterprise 2012 v3 をリリースしたが、 Windows 8, WinRT, WinJS、Windows Phone 8, Windows Forms, Silverlight, WPF そして ASP.NETコントロール用の新コントロールとフィーチャを提供する。Windows開発(WinForms)用のコントロールは、中国語と韓国語のローカライズをサポート、 C1Editor用のRTFサポート、全てのコントロール向けのWindows 8アイコンを含んだ、リボンコントロールとフォーム用のアップデートされたテーンプレートによる Visual Studio 2012のサポートを提供する。
Studio Enterprise 2012 v3は、2つの新しい ListBoxコントロール、完全されたチャートとアニメーション機能を含んでいる。更にSilverlight 5, MVVM、Cosmopolitan という名称の新しい WPFテーマ、 改善されたComboBox, DataGrid, Scheduler, TabControl 、TreeViewコントロール、強化されたPdfViewerを含んだデータ可視化、レイアウト、データエントリ用の新コントロールも提供する。またアップデートされたHTML5コントロール、 Internet Explorer, FireFox, Safari、Chromeのサポートも提供する。
InfoQは、ComponentOneの製品マネージャと Studio Enterprise 2012 v3のリリースに関して話をする機会があった。
InfoQ: Studio Enterprise 2012 v3は、アプリケーションの開発においてどのような違いをもたらしますか?
Chris Bannon氏、製品マネージャ、webプラットフォーム
Studio Enterpriseはアプリケーション開発における開発時間と工数を削減します。開発者がつまらないUIタスクにではなく、ビジネスロジックに注力できるようにします。
Greg Lutz氏、製品マネージャ、XAML
開発者は、既に持っているJavaScriptとXAML のスキルを使って、Windows Store向けにネイティブな Windows 8アプリを書けるようになります。 Studio Enterpriseは、開発者のツールボックスに高度なUIとデータ可視化コントロールを追加して、もっと強力でユニークなアプリ開発の助けをします。例えば、タッチできる、チャートやゲージコントロールの付いたダッシュボードを作れ、PDFビューアで見ることができます
InfoQ: Android や iOS用のアプリを Studio Enterprise 2012 v3で開発できますか?
「できません」と両氏が言った。
InfoQ: Studio Enterprise 2012 v3は、競合製品とどう違いますか?
Chris:
Studio Enterpriseは、どの競合製品よりも多くのプラットフォームをカバーしています。我々は古い ActiveXコンポーネントから最新のHTML5ツールまで全てをサポートします。Studio Enterpriseは、あらゆる種類のビジネスアプリを作る必要のある開発者に、本当に全てを提供します。また我々の中核のWijmo技術により、開発者は1つのツールを学習すれば、WebForms, MVC, HTML5 そして更にWinJSのアプリが作れます。
Greg:
Studio Enterpriseは、常に最大の開発者用ツールパッケージで、 Windows Forms から Windows Phoneまで10以上の異なる開発プラットフォーム用のコントロールを提供しています。競合と比べてStudio Enterprise から得られる一番の利益は、これら異なるプラットフォームを跨いだ多くのコントロールが同じコードベースを共有することです。なのでユーザーは多くのコードを再利用することで、プラットフォームを跨いだマルチ-ターゲット、移行、開発ができます。学習曲線を短縮することで、長期に渡って開発者は生産性を上げることができます。