HTML5とCanvas 2Dは勧告候補、High Resolution TimeとNavigation Timingは勧告、そしてHTML 5.1とCanvas 2D Context Level 2はワーキングドラフトになった。
W3Cは先日、that the HTML5とCanvas 2D仕様は現在、機能が完了し、2014年終わりの最終勧告に到達するまでこれ以上の機能追加がないことを意味する“勧告候補”になったと発表した。組織は、仕様が変更されることを恐れることなく、自信を持ってHTML5とCanvas 2Dツールの開発を行うことが可能になった。今後18ヶ月、W3Cは、HTML5が実装されたブラウザ間、サーバー、Eメールクライアント、その他のWebツールの互換性を確認する相互運用性とテストにフォーカスする。
実装不足のため、hgroup、command、menu、dialog、detailsなど、少数の提案された機能が仕様から削除されるか、今後のリリースに延期される恐れがある。2つのCanvas 2Dの機能がこの危険にさらされている: PathオブジェクトとHit regions
2つの関連する仕様が勧告になった: High Resolution Time –ミリ秒以下の精度の現在の時間を提供するJavaScriptインターフェイス、とNavigation Timing – ナビゲーションとエレメントに関するタイミング情報にアクセスするインターフェイス
HTML 5.1とCanvas 2D Context Level 2の作業はすでに開始しており、W3C HTMLワーキンググループの共同委員長Paul Cotton氏によると、これらの仕様は2016年に勧告ステータスになす予定だ。アプリケーション開発における現在の傾向であるこの規格の最新の進化に興味がある人のために、W3Cは、ナイトリーバージョンのHTML 5.1を提供している。