Adopt a JSR Program はJava User Group (JUG)のメンバーにJava Specification Request (JSR)を使ってもらうことでJava Community Process (JCP)に積極的に関わってもらおうとする運動だ。この運動の目的は新しい標準に対するフィードバックを開発者コミュニティから素早く手に入れることだ。また、この運動を進めることでJUGのメンバーが参照実装(RI)や互換性キッド(TCK)の実装を支援してくれるようになる。
JSRはJavaのエコシステムのすべての側面をカバーする。新しいDateとTimeのAPI(Java 8で導入される)やクラウド向けのJavaEE 7 APIなどだ。世界中の15のJava User Groupは既にこの取り組みに参加し、それぞれJSRプロジェクトに関わっている。
この運動の背後にいるチームは1月18日にオンラインミートアップを開催している。目的はこの運動の詳細を共有し、Java開発者のコミュニティにどのような利点があるのか、ユーザコミュニティはどうやってフィードバックを提供できるかを説明することだ。London Java Community (LJC)のMartijn Verberg氏、SouJavaのBruno Souza氏、Java EE/GlassFishチームのArun Gupta氏、JCPプログラムオフィスのHeather VanCura氏がこのミートアップを開催する。
これは、フィードバックを提供しJCPに貢献するチャンスだ。アナウンスページには詳細が記載されている。ミーティングの後には、ミーティングの記録動画や資料などがJCPマルチメディアページで確認できる。