Microsoftは先頃,Apache 2.0ライセンスの下で 22のコードサンプルを CodePlexにソース公開した。Kinect for Windows Toolkit にも含まれるこれらのサンプルには,Kinectのさまざまな機能 – オーディオ,基本的操作,色彩と深さ,顔認識,赤外線,スライドショー・ジェスチャ,音声合成,WPF,XNA,その他の使用方法が示されている。
サンプルは大部分がC#とC++,部分的にVBで記述されていて,WPFやDirectX技術を活用している。
CodePlexのGitリポジトリ からコードをフォークすることは可能だが,現時点ではMicrosoftはコントリビューションを受け付けていない。将来的にどのように実施するかは,同社によれば調査中とのことだ。
Kinectでの開発にはVisual Studio 2010または2012,.NET 4.0または4.5,Kinect for Windows SDK,Kinect for Windows Toolkit が必要である。
Kinectはゲームデバイスとしてスタートしたが,現在では Autodeskのモデリングツール,コントロールグローブ,3Dハンドトラッキング,Google TVコントローラ,患者の気分転換やアパレルショッピング など,さまざまなプロジェクト で採用,あるいは採用が検討されている。