Stimulsoft は Stimulsoft Reports.WinRT をリリースした。Windows 8の動作するすべてのデバイス上でレポート作成および編集が可能な,WinRT プラットフォーム用の新しいレポートデザイナだ。作成したレポートはPDF形式でのエクスポートの他,各種フォーマットでイメージとして保存することも可能だ。ARM とインテルいずれのWindows 8上でも動作するこのソフトウェアは,PDF以外にもMicrosoft WordやExcelなど,30以上のファイル形式をサポートする。
Stimulsoft Reports.WinRTではズームやドラッグ,スライド,スクロールやナビゲーションといった,タッチインターフェースに関連するジェスチャ機能もサポートされている。ユーザはレポートコンテントの操作に加えて,XMLやクラウドへの保存も容易に行うことができる。さらに,非標準サイズ用紙を使用して印刷する時のページサイズ自動設定や,Visual Studio 2012 サポートなどの機能も備えている。
リリースにはPringFromCodeやQuickButtonsパネルといった新たなサンプルの他,チャート処理を最適化するアップデート,YRightAxisやWinRTでのマルチコンディションローディングに関連するバグの修正なども含まれている。
レポートデザイナのユーザインターフェイスはアラビア、ベラルーシ、ブルガリア、中国(簡体字)、中国(繁体字)、クロアチア、チェコ、オランダ、英語、ペルシア、フランス、グルジア、ドイツ、ハンガリー、イタリア、インドネシア、リトアニア、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、セルビア、スロバキア、スペイン、スウェーデン,トルコ、ウクライナなど28以上の言語をサポートする。
"当社の基本的なスタンスは,データ分析専用のクラウドWebサービスを駆使して,ダッシュボードやレポート,グリッド用のレポートを生成する,という手法にあります。WinRTを使用してWindows 8上で動作するクライアントアプリケーションと合わせて,レポートの設計からサーバへの公開までのサイクルをすべて提供します。" StimulsoftのサポートマネージャであるAndrew Savin氏は,このように述べている。