MicrosoftがVS2012をリリースしたとき、彼らは通常のアップデートのテンポで製品を更新する意向を表明した。およそ1ヶ月後、Update 2の最終プレビューがリリースされ、Microsoftは公式にいくつかの新しい機能だけでなく、多くのバグフィックスを含むVisual Studio 2012のUpdate 2パッケージをリリースした。
MicrosoftのS. Somasegar氏はこのリリースで強化した具体的な5つの領域を示した:
- Agileプランニング
- 品質の対応
- Windowsストア開発
- 基幹業務アプリケーション開発
- 一般的な開発者エクスペリエンス
Agileプランニングはサポートは、カンバンボードをカスタマイズする新機能とTFSワークアイテムにタグを使用する機能に向けられている。品質の対応について、Somasegar氏の表現をと、品質保証の参照と関連する機能をテストができる。改善点としては、Windows Phone 8アプリ、非同期コード、SharePoint 2013テストサポートの改善など、改善された単体テストサポートが含まれる。Windowsストア開発の主なメリットは、JavaScriptアプリの診断の改善である。基幹業務アプリケーションの拡張は、LightSwitchとBlend周りにフォーカスしている。Scott Guthrie氏が述べたようにASP.NETとWebツールアップデートはUpdate 2の一部でありながら分けられてリリースされており、こちらもダウンロード可能になっている。
含まれているすべての機能に渡って、VS2012の前のイテレーションで発見された問題とバグが修正されている。修正された問題の詳細はここで提供されている。 MicrosoftのCharles Sterling氏は、Update 2でいくつかのALM機能を示しており、ひとつの新機能はTFS2010ビルドサーバー2012との互換性である。この配置の構成はMartin Hinshelwood氏のブログ投稿で詳細が説明されている。最後にBrian Harry氏は、TFS Update 1からUpdate 2にアップグレード時にTFSのほとんどの設定(すべてではない)がUpdate 2に維持されると述べた。
Update 2は累積リリースなので、新規インストールしたVS2012にUpdate 1をインストールしなくても、Update 1のすべての更新が含まれている。インターネット接続できなマシンにインストールするためのISOイメージがMicrosoftから対応が提供されている。-- "/layout"オプションをつけてUpdate 2を実行することで、オフラインインストールに必要な全てのファイルがダウンロードされる(Update 2のダウンロードページの下にステップバイステップ操作ガイドが記載されている)。正式なサイズは、ローカルインストールにおよそ1.8GBのスペースが必要であるとMicrosoftから提示されている。