Appsecuteプラットフォームはアプリケーションライフサイクルに関連する情報を統合することでコラボレーションを促進し生産性を上げる。このSoftware as a Service (SaaS)プラットフォームは人や統合されたプラットフォームから直接メッセージを受け取り、それを組織内のすべての人が閲覧できるように集約する。
このプラットフォームは異なる情報の追跡に関する問題に対処し、チーム内の役割が固まってしまうことを防ぐ。AppsecuteのCTOであるTyler Power氏によれば、
私たちが直面している問題は、アプリケーションのライフサイクルに関わるツールが多すぎるということです。それゆえ、個人がそれらのツールを利用した作業を最新に保ち続けるのが極端に難しくなります。また、それらのツールから上がる、緊急対処が必要な事案を捉え、適切に対処するのも難しくなります。このような事態は関心をアプリケーションライフサイクルの小さな一部分に限定し、人々を疎結合にするという文化から生まれたものです。購入した便利なツールの価値ある利便性が無視されているのです。
さらに、Appsecuteの創業者はこのプラットフォームは停止時間の影響を少なくできると考えている。
何か危機的なことが起った場合、すべての人々が異なるシステムから集約された同一の情報を見ることになります。こうすることでトラブル発生時の停止時間を大幅に削減できるがわかりました。簡単に問題を認識し対処できるからです。
このプラットフォームを使い、ユーザ、組織、アプリケーション、外部イベントとのコネクタを管理することで、'単一'のタイムライン上で情報の見方を形作ることができる。Appsecuteはソース管理や継続的統合システム、チケットシステム、Platforms as a Service(Paas)からのイベントストリームをサポートする。これらのシステムはDevops文化の中で複数の役割を担っている。現在、このプラットフォームは無料で利用でき、Appsecuteとイベントソースを結びつけるコネクタの作成方法を記したドキュメントを提供する。GitHub上にはさまざまなコネクタのコードが公開されている。