Microsoftは Visual Studio 2012 (VS2012)の3度目のアップデートのプレビューを初めて公開した。Brian Harry氏が2回目のアップデートのときに予想した通り、前回のアップデートに比べ、今回はバグ修正に重きを置いているため、抑制されたリリース内容になりそうだ。
Team Foundation Serverのユーザは多くのアップデートを受け取ることになる。機能面では、TFS2012を更新してもビルドの設定はそのまま保存されるのは、管理者にとって都合がよいだろう。TFSとSQL Serverの接続からウェブインストーラの正確なローカリゼーションなどに関わる深刻なバグが修正される。
その他の改善点は、
- C++開発者は混合モードのアプリケーションをデバッグする時の性能改善から恩恵を受ける
- ウェブプロジェクトで特定できないエラーが発生する問題が修正される
- BizTalkプロジェクトのビルドエラー/警告を再度サポートする
また興味深いことに、“プレビューの制限事項”として、このCTP3をインストールするにはインターネットに接続している必要がある。ISOを使ったリリースの場合も同様だ。完全なリリースノートはナレッジベースに記載されている。多くのバグが修正されるので、TFS2012のユーザと管理者はこのナレッジベースを読むことが推奨されている。