Amazonは、 Android アプリの配布網を２００カ国以上に拡大してきた。その中には、オーストラリア、ブラジル、カナダ、メキシコ、インド、南アフリカ、韓国、パプアニューギニア、バチカン市国、アメリカ領サモア、コロンビア、グリーンランド、ギリシャ、グアム、ブルガリア、ノルウェー、ラトビア、ニュージーランド、西サハラ、スペイン、ウガンダ、ジャージー、カンボジア、カメルーン、ブータンなどがある。
消費者は、直接Amazon.comからアプリやゲームの大規模な成長を遂げているカタログにアクセスできるようになり、開発者は自分のアプリがより多くの聴衆、更に広範囲に知れ渡ることを享受できる。また開発者は、カナダドル（CAD）とブラジルレアル（BRL）でアプリの値段を表示できるようになり、競争力のあるeCPMレートを提供する、新しいAmazon Mobile Ads APIを使って、収益を生成する事もできる。
公式筋によると、開発者は、近い将来にはブラジル（ポルトガル語）とカナダのフランス語と英語向けに自分のアプリをローカライズすることができるようになる。Amazonはまた、新しいKindle Fire エミュレータを高速エンジンと Amazon Mobile App SDK Eclipseプラグインと一緒にリリースする予定である。
「これは、本当に歓迎できる動きです。より多くの開発者を惹きつけ、Amazonエコシステムをもっと発展させることは確実です。現在Amazonのマーケットは、大差でGoogle Playstoreの後塵を拝しています。それを拡大することは、消費者とAmazon の両方の利益になります。」とSan Francisco, USAをベースにしているある Software Quality Manager (名前を出したがらない)が言った。
これを書いている時点で、Amazonは、無料で５米国ドルに相当する500Amazon Coinsの預金を米国ベースのKindle Fireの消費者に与えて、彼らがアプリやゲームを購入できるようにした。こうすれば、次に Appstoreの開発者が約70％の売上シェアを稼ぐことができる。 Amazon Coinsが有益かどうかは、まだ見極める必要がある。なぜならそれは、様々なブログや開発者から賛否の混じったレビューを受けているからである。
「Amazon Coins システムは、消費者にとって潜在的に先でお金のかかるひどいアイデアだ」とLos Angelesを本拠にしたKarbonのCreative Directorであり、iOSの開発者である Garrett Murray氏が言っている。
もしあなたがモバイルアプリの開発者なら、SDKをダウンロードして、アプリをMobile App Distribution Portalを介して配信すべきである。公式ブログにサポートされている全２００カ国の完全なリストが載っている。