先日リリースされた WebMatrix 3 にはWindows AzureインテグレーションやGitおよびTFSベースのバージョン管理機構,さらにはローカルマシン上での既存Webサイトのオープンや,Windows AzureにホストされたサイトのIntelliSenseサポート付き編集が可能になるなど,新機能が満載だ。
Web Matrix 3 を最初に起動すると,Windows Azureへのサインインが要求されるはずだ。ここではマネージメントポータルにアクセスする時と同じ認証を使用すればよい。それによってWindows Azure下にホストされたWebサイトが,My Sires ボタンを押すだけで管理可能になる。New ボタンを選択すれば,空の新Webサイトや,Windows Azure Web App Galleyを使って作成したサイトをホストに登録することもできる。
Web App Galleryでは,Umbraco,Orchard CMS,mojoPortal,WordPress,DrupalなどをベースとしたWebサイトが,適切なサイトからの公開情報をテンプレートに統合することで構築できる。さらにそれを,IntelliSenseサポートのあるWebMatrixの編集環境と同期させることも可能だ。
WebサイトをWindows Azureに配置することもできる。Publish コマンドを選択すれば,WebMatrix 3の提供するリアルタイムフィードバックに支援された状態ビューを確認することも可能だ。
最新のリリースにはGitおよびTFSソース管理のサポートも追加された。コミットやブランチ作成,複数リモートなどのサポートとともに,既存のソースリポジトリや設定との互換性も確保されている。その他の機能として,PHPバリデーション拡張を含んだ Typescript サポートも提供される。