Google がAndroid アプリケーション向けMobile Backend Starter を発表した直後に、Microsoftは、カスタムAPI, Git, NPM, Android Push Notifications, 無料のSQL DBのサポートを追加するAzureモバイルサービスの拡張をアナウンスした。
カスタム APIユーザーは、NPMパッケージのサポートを含めて、JavaScript for Node.jsで書かれた独自のAPIを作成、公開、使用出来るようになった。Microsoftは、将来そのようなAPIを作成するのに、開発者がC#/.NETを使えるようにするつもりだ。
APIは、誰にでも、あるいは認証されたユーザーのみが利用できるようにすることができ、アクセスはREST動詞のそれぞれについて個別に制御できる。これらのAPIは、Windows Phone 8、iOS、Android上で実行されているモバイル・アプリケーションからアクセスできるばかりでなく、Windows 8では、デスクトップHTML / JavaScriptのアプリケーションからもできる。
Microsoft Corporate VPのScott Guthrie氏によると、カスタムAPIは、データテーブルに関連付けられている必要はない。
この機能のお陰で、新しいシナリオのセット全体可能になる。例えば、SQLデータベース以外のデータソース（テーブル・サービスまたはMongoDBのなど）やサードパーティAPIへのブローカー呼び出しと協働する機能、Windows Azure Queues や Service Busとの統合やカスタムな非JSONペイロード（例えばを Windows Periodic Notifications)と動いたり、クライアント要求をオンプレミスでバックサービスにルーティングしたり（新しいWindows Azure BizTalk Servicesなど）、または単にデータベース操作に対応していない機能を実装する機能などがある。
Git. モバイルサービスは、それらのサービスに関連付けられているスクリプトとパーミッションを格納するためにGiに統合された。リポジトリをローカルにクローンし、ファイルを編集し、次にAzureへpushことが可能だ。これにより、開発者はAzureの管理ポータルが提供するはるかに簡単なエディタに制限されることなく自分の好きなIDEを使用することができる。Gitリポジトリを使用することは必須ではないが、かなり便利な機能である。
Node Package Module. 開発者は好きなNPMパッケージにアクセスできるのでリッチなカスタムAPIを書ける。そのようなパッケージをローカルのGitリポジトリに追加して、後でAzureにpushできる。
Client SDK 1.0.0.Mobile Services Client SDK 1.0.0 は、一般的に利用可能となり、NuGetパッケージとして提供されている。SDKにより、開発者はWindows StoreやWindows Phone 7.xのアプリケーションからAzureのモバイルサービスにアクセスすることができる。
Android Push Notifications.Azure Notification Hubsは、Androidデバイスに通知をプッシュするのをサポートするように改善された。Windows PhoneとiOSデバイスがすでにサポートされている。通知は、どのようなタイプのアプリケーションまたはWebサービスからでも送ることができ、Google Cloud Messagingを介してAndroidデバイスに配信される。
20MB Free DB. すべてのAzureの顧客は、現在、一年間無料で20MBのSQLデータベースを利用できる。データベースは、開発用あるいは本番で用いることができる。