Twitter社は、 JSON をサポートし、アプリからの全てのリクエストを OAuth1.0aによって認証できる API v1.1のリリースを発表した。 このAPIは、Twitter設立以来、初のメジャーアップデートであり、 これまでのAPI v1.0との互換性がなくなることを意味している。 また、この新APIは、即座に使えるのは100,000ユーザに限定している
業界の専門家たちは、この開発はTwitter APIの「再誕生」であると主張している。 バージョン1.0は、潜在的なセキュリティのリスクに直面していた― APIに認証なしでアクセスすることができ、そのため悪意のあるサイトやアプリに対して アクセスを簡単に横流しできてしまったからだ。 公式な発表によれば、API V1.1は、 こうしたセキュリティのリスクに対応することを第一に考えてリリースされたものであり、 開発者が、あらゆるサードパーティ製アプリについて統一して使用することを 強く望んでリリースされたものである。
Twitter社は近い将来、v1.1に変えてAPI v2.0に切り替えることを計画中である。 一方、現在のリリースは、v1.0を完全に捨て去る前に、移行期間を設けるためにリリースされたものである。 ちなみに、API v1.0の「引退日」は、追加されたブラックアウトテストのため、 2013/06/11 まで延長された。
上記のように、API v1.1は、あらゆるアプリがすべてのリクエストをOAuthで認証することを要求している。 新APIは、サードパーティ製アプリが更新しようとすると、twitter レートが一時間に720回に 制限を受けるという方式で設計されている。 さらに、このAPIの最新リリースは、XML, Atom, RSSのサポートを打ち切って、 JSONサポートのみを提供している。
この最新リリースに伴い、Twitter社は、 開発者向けの「交通規則」、 開発者向け表示要求の新版、 そして、開発段階で参考となる重要な ポリシー概念のまとめ のアップデート版を公開した。