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タスクベースの非同期APIを持つWindows Azure Service Bus Client SDK

原文(投稿日:2013/05/30)へのリンク

Microsoftが最近リリースしたWindows Azure Service Bus Client SDKは、すべての非同期APIがSystem.Threading.Tasks.Taskベースのバージョンを持ち、非同期で読みやすいコードを記述する機能を持っている。最新リリースは、.NET Framework 4向けにコンパイルされており、従ってVisual Studio 2012とその前のVisual Studioの両方で動作する。

Windows Azure Service Bus チームのシニアSDEであるScott Seely氏がMicrosoft.ServiceBus.NamespaceManagerとMicrosoft.ServiceBus.Messaging.QueueClientを使ったデモを公式のMSDNブログ記事、そのタイトルがTask Based APIs for Service Busで見せている。

その中で、彼はキューが存在するかどうか確認し、それが存在しなければ、キューを作成し、キューからメッセージを受信/送信しようとする。彼は、メッセージが送信された後、5秒程度で配信され、クライアントがメッセージが現れて、CPUが復帰するのを待つのではなく、CPUを使って他の活動を実行する、ようなコードをデモしている。

Windows Azure Service Bus Client SDK は、すべての例外はタスクが完了した時にのみスローするように開発されている。また、タスクを手放さずに、それが完了するのを待つ機能がある。SDKは、NuGet経由かVisual Studioでパッケージマネージャコンソールを使用してインストールすることができる。

上記の機能に加えて、Windows Azure Service Bus Client SDK には、次の機能が備わっている。メッセージのブラウジングをサポート、キューへのメッセージ送受信のサスペンドとレジュームする機能、Microsoft.ServiceBus.Messaging.EntityStatusの列挙を使うことによるトピックのサポート、AutoDeleteOnIdleプロパティで指定した間隔で、アイドル状態のキュー、トピック、またはサブスクリプションを自動的に削除する機能。

SDKの最近のリリースは、イベントドリブンすなわちプッシュメッセージングプログラミングモデルを提供している。これはメッセージの並行処理をサポートする、受信ループの代替手段で可変レートでメッセージを処理できる。

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