Syncfusionがラインオブビジネス (LoB)のWindows Storeアプリケーションを作るための設計されたEssential Studio for JavaScriptをリリースした。これにはグリッドやチャート、ゲージ、エディタ、ナビゲーション、レイアウト、メニュー、OLAPグリッド、ExcelやWord、PDFドキュメントを読み書きできるコントロールなどが同梱されている。
グリッドコントロールは大量のデータを処理でき、データバインドや編集、フィルタ、グルーピング、ページング、ソート、行テンプレートなどの機能を搭載している。また、チャートコントロールは折れ線の特別な金融チャートで構成され、データバインドや複数軸、トラックボール、ドリルダウンやズーム機能をサポートする。
リニアゲージは円形目盛り上の値を視覚化できる。さらにデジタル時計のように数値を表現できるデジタルゲージも同梱されている。
Essential Studio for JavaScriptにはローカルのデータやリモートのデータを簡単に処理するデータソースコントロールも含まれている。OLAPグリッドを使えばビジネスインテリジェンスのデータを簡単にウェブで表示できる。
デイトピッカーを使えばカレンダーのようなインターフェイスで日付を選べる。今日を選択したり、インラインでカレンダーを表示した日付の範囲を制限したりすることもできる。タイムピッカーを使えば、選択肢の中から特定の時間を選択できる。
テキストボックスコントロールを使えば、数や金額、パーセンテージの値を自動でフォーマットできる。パスワードのような機密情報をマスクして表示することも可能だ。
"Essential Studio for JavaScriptはJavaScriptでWindows Store向けの先進的なLOBアプリケーションを作るというニーズに合うように作られました"と、SyncfusionのバイスプレジデントであるDaniel Jebaraj氏は言う。
コントロールにはGoogle検索にあるようなオートコンプリート機能もある。タイピングを始めるとすぐに入力補完をしてくれるので入力が楽だ。ダッシュボード内の複数のアイテムを広げたり、畳んだりするのに使えるアコーディオンコントロールも含まれている。
ツリーコントロールはアイテムを編集したり、他のツリーにドラッグして移動させることもできる。メニューコントロールにはデータバインディングやテンプレートなどの複数の機能がある。Syncfusionはすべてのコントロールのサンプルを提供し、開発者が使い方や機能を調べられるようにしている。
またEssential Studio for JavaScriptにはプログレスバーやレーティング、ドロップダウンリスト、スライダー、タグクラウド、スプリッター、アップロードボックス、ダイアログ、ウエイティングポップアップ、ボタンコントロールなども含まれている。