Microsoftはサンフランシスコで開催された\\BuildカンファレンスでVisual Studio 2013 PreviewのLightSwitchにいくつかの改善がなされたことを発表した。この最新のアップデートによって、論理ビューとファイルビューを切り替える必要がなくなる。すべてのプロジェクトコンテンツはSolution Explorerで確認できるようになるからだ。
これによってひとつのビューの中で、スクリーンやテーブル、問い合わせを管理できるようになるだけでなく、コーディングしながらNuGetパッケージを追加したり、CSSやイメージをアップデートしたり、プロジェクト参照を管理することができる。
また、LightSwitchプロジェクトのスコーピングや検索、表示履歴が追加され、JavaScript IntelliSenseやチームビルド、コード分析との統合が改善された。
Visual Studio 2013 PreviewのLightSwitchは独自のタブ内でスクリーンやテーブル、問い合わせなどの複数のデザイナを表示できるようになり、さらに、既存のデータベース管理機能にデータベースプロジェクトを紐付け、参照データを生成したり、スキーマ拡張を作成したりする機能を提供する。
Visual StudioのシニアプログラムマネージャであるBeth Massi氏によれば、LightSwitchはすでに大変な生産性を持つ開発環境であり、今回のリリースでさらに良くなったとのことだ。
今回のLightSwitchアップデートによって、エンティティやスクリーン、問い合わせを.lsmlモデルファイル形式で永続化できるようになる。これによって複数人で働いた場合でも衝突が発生しにくくなる。また、データ参照のためのAPIサポートも提供する。