Microsoft は Power Map Preview for Excel 2013した。同コンポーネントを利用することで、3Dで地形データや一時データの可視化と解析が可能になる。更に、地図上に旅程を可視化し、作成した旅程を他のユーザと共有することができる。
Power Map を利用することで、Excelのワークシートやデータモデルから数百万行のデータを 3D で Bing Map 上にプロットすることが可能となる。また、スクリーンショットの取得や旅程ガイドを動画で構築可能なため、これらを共有することで広域の多ユーザと連携が可能だ。
Power View内の地図は Bing Map のタイルが利用可能でき、他 Bing Map の様に地図のズームと回転が可能でり、地形データの表示も可能だ。地図を利用するには、セキュアな通信を通して Bing のジオコーディングにデータを送付する必要がある。追加した地域と場所が地図上にドット打ちされる。更に、多値データを加えることで統計グラフを地図上にプロット可能だ。
Power Map Preview for Excel 2013を利用するには、Windows 7, Windows 8, Windows Server 2008 R2 の環境上で Microsoft .NET Framework 4.0 が必要となる。更に、Office Professional Plus 2013 か Office 365 ProPlus にアクセスし、中規模以上の E3 か E4 のプランが必要だ。
Power Map Preview for Excel は 32-bit (x86) 環境と 64-bit (x64) 環境で利用可能であり、大容量データを扱う場合は 64 bit 環境を利用することを推奨している。Power Mapを利用するには、Microsoft Excel 2013を起動して Excel リボンの挿入タブから Map を選択する。
Worldwide Partner Conference にて Microsoft はPower Map (以前までは GeoFlow と呼ばれていた)と共にPower Query (以前までは Data Explorer と呼ばれていた)をリリースした。 Microsoft の Lead Program Manager であるFaisal Mohamood 氏はサンプリアプリケーションを用いて詳細に Power Query と Power Map の利用方法について研究している。
Faisal氏は「Power Query と Power Map を利用することで、データの発掘, 連結, 精査, 可視化を行うことが可能であり、Excel 上で自身のビジネスインテリジェンスを向上させる。」と発言している。