MicrosoftはTeam Explorer Everywhere 2012 Update 3をリリースした。重要なバグ修正やEclipseのサポートが含まれている。フォルダ比較の性能が向上しており、よく使われるローカルとサーバの比較を含むすべてのシナリオで性能が向上している。
今回のリリースでは、TFS 2012 Update 1または2からUnixベースのシステムにダウンロードをするとき、実行ビットが自動的に設定されないという問題を修正している。また、大きなサイズのファイルのアップロードやTFS 2013 Preview、TFS 2012、TFS 2010のサポートも提供する。
Team Explorer Everywhere 2012 Update 3は最新のEclipseをサポートする。また、後方互換性があり、Eclipse 3.5までの古いバージョンでも利用できる。開発者やテスターのフィードバックを受けてMicrosoftは32ビットと64ビットのIntelアーキテクチャのFreeBSD向けにネイティブコードのサポートを提供する。このサポートにはTFVC用のコマンドラインクライアントが含まれている。
公式情報によれば、Team Explorer Everywhereの次バージョンは数ヶ月以内にリリースされる予定で、ユーザビリティの改善やUnixのファイルシステム上のシンボリックリンクの透過的なサポートを提供する。また、TFSにホストされたプロジェクト向けにeGitを統合する予定だ。
またTeam Explorer Everywhere 2012 Update 3のリリースと一緒にMicrosoftTFS SDK for Javaをアップデートしている。