Microsoftの人気のSkyDriveがサービスを続けながら、新しい機能を追加し新しい法規に従うための変更を加えている。まず、英国のBritish Sky Broadcasting Group (Sky)との裁判の結果、Microsoftは商標としてのSkyDriveに変更をしなければならなくなった。今後、Microsoftは新しい商標が決まるまでの限られた期間のみSkyDriveという名称を使うことができる。新しい名前はまだ公表されていないが、この裁判はここ12ヶ月のMicrosoftの商標関係の裁判で2番目に話題になったものだ(Windows 8 UIを“Metro”という名前で示すのがもっとも話題になった)
簡単にテキストを編集する方法を探していた開発者はオンラインでテキストファイルを編集できるSkyDriveの新しい機能を高く評価するだろう。SkyDriveのHTML5ベースのテキストエディタは構文ハイライトや行番号表示機能が突いている。自動補完とコードヒントも使える。構文ハイライトは普通のテキストだけでなく、CSS、JavaScript、HTML、C#、PHP、Ruby、Python、SQLにも使える。
Windows 8.1ではSkyDriveは現在よりももっと強く統合される。また、プレースフォルダファイルという新しい機能がある。これは、
“プレースフォルダファイルは普通のフォルダやファイルと同じように見えます。このフォルダをタップすると内部のフォルダとファイルがすべて見えます。プレースフォルダファイルは他のフォルダやファイルと同様に移動したり、削除したり、コピーしたり、リネームしたりできます。”
画像ファイルに対してはサムネイルを大量に使った新しい機能が追加される。大きいサイズのサムネイルを使えは簡単位大きな画像にアクセスできる。ローカルドライブに大きなサイズの画像を置いておく必要がなくなるのだ。MicrosoftのグループプログラムマネージャのMon Akmal氏によれば、SkyDriveに100メガバイト保存した場合、ローカルに保存されるのは5%の5メガバイトだけだ。オフラインアクセスも改善されており、オフラインでアクセスできるファイルにはマークがつく。ファイルは作成されたデバイス上で自動的にオフラインアクセス可能であるというマークが付けられる。SkyDriveはクラウドに保存されたファイルのローカルインデックスを維持し、Windows 8.1を使った場合の検索を簡単にする。
InfoQがMicrosoftの広報担当に確認したところ、SkyDriveは“...他のクラウドストレージよりもリッチでより統合された経験を提供します。他のプロバイダよりもより広いアプリケーションとサービスの選択肢を提供することをお約束します。”