GitHub上のリポジトリを操作する新しいユーザインターフェースを備えたGitHub Enterpriseがリリースされた。LDAPグループ認証を新たにサポートする。ドメインベースを指定することで,OU(組織単位)ではなくグループを使ったログインユーザの制限が可能になる。
Google Authenticatorなどのアプリケーションでは,TOTPに加えて2ファクタ認証(two-factor authentication)もサポートする。iOSあるいはAndroidベースのモバイルフォンで使用可能だ。CSVベースのファイルを可読性の高いフォーマットに変換する処理にもいくつかの改良が加えられている。
リッチでカラフルなエクスペリエンスのためのIdenticonsや,デスクを離れているときでもプルリクエストの通知を見ることのできるモバイルビューなどもサポートする。
collectdによる監視も追加されている。外部サーバにグラフデータを送信して,サーバの状態やパフォーマンスを監視することが可能だ。
提供されるリリースでは,50MBを越えるサイズのファイルに対して,プッシュの拒否は行わない,穏やかな制限を設けている。 その他にも,ExploreおよびTrendingなどのビューやコード検索API,さらにはOAuthの改良,GitHub上のファイル削除,Gist内のタスクリスト,リポジトリ・リダイレクトなどといった機能が提供される。