MicrosoftがMicrosoft.Bcl.Buildパッケージのアップデートをリリースした。このバージョンはNuGetの自動インポート機能とよく似た条件付きインポートを使う。これはプロジェクトをVisual Studioにロードできるようにし、ビルド完了後に実行するプロジェクトにターゲットを追加する。さらに、このターゲットは現在のビルドがパッケージをリストアしたかチェックすることができる。
ただし、ビルドサーバでパッケージリストアを使用するためには、プロジェクト/ソリューションをビルドする前に、.targetsファイルをチェックインするか、明示的にNuGetパッケージリストアを実行する必要がある。
NuGet 2.7では、Visual Studioでビルドすると、すべてのパッケージが自動的にリストアされる。ビルドマシンでパッケージリストアを実行するのも簡単だ。ビルドサーバの適切な場所にnuget.execファイルを配置するだけでよい。最後に、nuget.exe restore path\to\my\solution.slnを実行する必要がある。
報告によると、NuGetチームは適切なビルドサーバによって先ほどのステップが自動的に実行できるよう、ビルド、CIサーバ、TFSのメジャーなプロバイダすべてと話し合いをしているようだ。
Microsoft.Bcl.Buildの最新バージョンは、Microsoft.Net.Http、Microsoft.Bcl、Microsoft.Bcl.Asyncといったすべての.NET NuGetパッケージに影響を及ぼし、適切なパッケージが欠けていた場合には、再ビルドを促すエラーメッセージを表示する。